セクハラに関する会社の義務4−窓口の適切な対応

セクシュアルハラスメントを防止するために、会社が取り組まなければならないことその4は、


「相談窓口の担当者が、相談に対し、その内容や状況に応じ適切に対応できるようにすること。また、相談窓口においては、職場におけるセクシュアルハラスメントが現実に生じている場合だけでなく、その発生のおそれがあるような場合や、職場におけるセクシュアルハラスメントに該当する否か微妙な場合であっても、広く相談に対応し、適切な対応を行うようにすること。」


ということです。



上記のとおり、窓口が適切に対応できていると認められる例は、例えば次のようなことです。


・相談窓口の担当者が相談を受けた場合、その内容や状況に応じて、相談窓口の担当者と人事部門とが連携を図ることができる仕組みとすること。


・相談窓口の担当者が相談を受けた場合、あらかじめ作成した留意点などを記載したマニュアルに基づき対応すること。